ドルフィンズに入って1年が経ちました。


ドルフィンズのこと、この1年間での出来事を紹介させてください(^^)

娘は、2年生になる少し前、その年の大会シーズンが終わった頃から、ポンポンに入部させて頂きました。

娘は小さい頃から耳が悪く、保育園のプールや習い事にも制限がありました。
当時、マーチングバンドなんてものがあることすら知らなかった私たち親子。
娘も、小さい頃からプールを我慢してきて、チアダンスやフラダンス等のダンスチームに入りたい!と検討している時でした。
ご縁があって、クラジャのマスターにドルフィンズのDVDをつけて頂いたのが、ドルフィンズを知るきっかけと なりました。

大会のDVDを見てすぐに、「これやりたい!!」と言い出した娘。
はじめは、内心探してたのと全然ジャンルが違うのに大丈夫かなーと思い、やっぱり辞めたいと言い出すのではないかと半信半疑でした。

そんな不安の中、私自身もドキドキしながら、初めて体験に連れていくと、すぐに私たち親子の元に駆け寄ってきて声を掛けてくれたお姉さんお兄さんたちが、
娘の手を引いて練習の輪の中に連れて行ってくれ、色々説明してくれたのがとても嬉しかったです。

娘は人見知りで、恥ずかしがり屋で、私と一緒じゃないと何も出来ない。
と思っていたのは私の方だけだったのかもしれませんが...笑
いつも「ママも一緒に来てー」と言っている娘。
恥ずかしがって挨拶もできない、聞かれた事にも答えられないでモジモジしていた娘を先輩やスタッフお母さん達が、暖かく優しく受け入れてくださいました。

そんな私にベッタリな娘でしたが、今では埼玉スーパーアリーナのドリルコートに出ていけるようになったり、練習に休まず行きたいがために、1人でバスに乗って行けるようにもなりました。
93名も部員がいるため、誰かしらがどこかで見ててくれてるなんてこともあり、名前を知らなくても声をかけてくれたり、先輩ママさんから「子供が自分から出来る!!やりたい!って言った時がチャンスだよ!!出来る!って言い出した時はできるから!!」とアドバイスを頂き、本当に恵まれた環境で信じられないほどの成長していることに感謝しています。

走るのがとても遅く、学校の運動会があまり好きではない娘でしたが、ドリル練習中にスタッフさんに「〇〇ならできる!」と言ってもらい、とても嬉しかったようで、その話を何度もしていました。
西貝先生をはじめとする、マスターやスタッフさん達の、子供たちへ対する愛情のある言葉掛けは、子供たちへ自信を与えてくれます。
『走る』ということに、かけっことは別の形で自信を与えてくれたスタッフさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、私自身にもたくさんのママ、パパ友達が出来ました。
同じように子供のことを考えてくれるママパパ達。
どうしたら安全に送迎して休まずに練習に参加できるか一緒に考えて助けてくれるママパパ達。
子供を通してでなければ、出会えなかったであろうステキな方達に、親切にして頂いたり、ワイワイおしゃべりをしたり、一緒に感動を共有したり、とても楽しく過ごすことが出来ています。

ドルフィンズのガード、ポンポンのかわいい衣装やフラッグは、お母さん達の手作りです。

私は、娘を妊娠中に、まだ見ぬ我が子のお顔を想像しながら初めてお洋服を手作りしました。
無事に出産をし、初めて作ったお洋服を着せて娘と一緒に退院してきたあの日よりも、たくさんのお母さん達が手をかけてくれた衣装を着て、ドリルコートに出てきた子供たちを見た時の方がもっともっと感動しました。

衣装作りは、子供たちが練習をしている間に、お母さん達が別の場所に集まってみんなで作ります。

おうちに持ち帰り深夜まで作業をしてくださったり、買い出しをしてくださったり、負担が大きくなってしまったお母さんもいると思います。
私も全てに参加できたわけではありませんが、とても充実した楽しい時間となりました。

子供たちが練習を頑張ってる間に、お母さん達も楽しみながら頑張る!こんなステキなことなかなか経験できないですよね。
子供たちも、手作りの衣装を着て大会に出るなんて、こんなに幸せで心強いことはないでしょう。

自分たちが少しでも手がけたフラッグを持って子供たちが走り出し、フラッグが綺麗に開いた瞬間は、涙が出てきました。
衣装作りに毎回は参加できませんでしたが、大会当日の車出しや、クラジャ号のお手伝いなど出来る範囲で参加しせていただくと、子供たちみんながとてもかわいらしいです。

学年、パート、名前を自己紹介してくれる子。
知らない人の車に乗せられて無言の子。
車にたまたまあったお菓子を食べ始める子。様々ですが、
ドルフィンズの曲をかけると必ずみんな歌い出し踊りだします。

「ありがとうございました」ではなく
「いってきまーす!!」と言ってくれる子供たち。

それが楽しくて楽しくて、元々あまり趣味のなかった私にとって、その時間が趣味になっています。
みんなが自分の子と同じようにかわいくなってきて、みんなのことが大好きです。

先日、カラーガードコンテストの全国大会に憧れのガードのお姉さん達と参加する機会を作って頂きました。
大会が終わって、娘が
「ママー!不思議な事に気がついたー!!ガード大会の練習も楽しかったし、ガード大会もとっても楽しかったんだけどねー、CDで流れてくる曲で踊るよりも、みんなが演奏してくれて踊る方がもっと楽しいんだよー!!!」と言ってきました。
すごい、いいことに気づいたな。
あの時、他のダンスチームに入らないで、ドルフィンズに出会えてよかったな。と心から思いました。

学校の行事や、七五三など、子供の成長を感じる節目はたくさんあるかと思います。
しかし、こんなにも子供たちが自ら楽しんで努力して、全国大会で金賞の夢を叶えるために我慢をしなきゃいけ
ないこともあったり、笑いあり涙あり濃密な1年間。中々経験できないと思います。
娘を出産して8年。本当にこの子を産んでよかった。私の価値観まで豊かにしてくれた。とここまで幸せに感じ
たのは初めてでした。
ドルフィンズに入っていなかったら、こんなにたくさんの幸せを感じられなかったと思います。
子供たちの楽しそうな生き生きした笑顔を見ながら、大人も楽しめる!!会場のお客さんみんなも巻き込んで
HAPPYにしてしまう不思議なパワーをもっているバンドです!
みんながお父さんお母さんで、みんなが兄弟のようなドルフィンズ。

あと4年。親子共々どっぷりドルフィンズにハマって楽しんで行こうと思います(^^)?

私たちと一緒にマーチングバンドやってみませんか??
お待ちしております(^^)


                                                                                                                      2年生  保護者